生理に関しては小学校の頃、先生、親から説明を受けると思いますが、月に一回生理が来るという事は誰もが把握していても、生理周期はどのようなものだったか、きちんと覚えている人は少ないのではないでしょうか。
生理周期は月経期、卵胞期、排卵期、黄体期の4つの期に分けられています。
生理が始まった日から次回生理が始まる前日までの期間を生理周期といい、通常25日から38日が正常といわれています。
24日以内と短い場合、頻発月経、39日以上と周期が長すぎる場合、稀発月経といい、生理が1日から2日くらいで終わってしまう場合、過短月経、8日以上と長いものを過長月経といいます。

妊活を行う上で、この生理周期は正常に妊娠できる体であるかどうかの判断材料として重要なことです。
排卵した卵子が精子と出会う事がなければ次第に子宮内膜が剥がれ落ち血液と共に排出される月経期、卵巣にある原子卵胞の一つが卵胞刺激ホルモンの作用を受け発育し始め、卵胞が発育すると卵胞ホルモンが分泌され子宮内膜が厚くなっていく卵胞期、卵胞ホルモンの分泌がピークになり黄体化ホルモンが分泌されるようになり、排卵となる排卵期、卵胞から卵子が飛び出し卵胞が黄体に変わり黄体ホルモンが分泌されるようになり、着床の準備が整う黄体期、この生理周期がしっかり正常化していることで、妊娠するための体の準備がしっかり整っているという事になるのです。
もし、ダイエットやストレス、またそのほかの疾患等で生理周期が乱れているという事であれば、医師にしっかり相談し、その原因を突き止め、生理周期をまず正常化する事が、妊活の為にも重要なことです。