妊活したいと考えている人の中で、なにがネックになっているのかと尋ねると、仕事との両立をあげる方が非常に多いと感じます。
妊活するためには、ある程度の時間を割くことが必要で、仕事の分量を今よりも減らさなくてはならないという方も多いでしょう。
妊活という言葉を世間に広めた有名なタレントさんがいますが、彼女の場合も、バランスを考えながらの仕事というのが職業柄難しいという事もあり、ワークライフバランスをうまく取る事が出来ないという事で妊活の為の休業を選択されました。

タレントさんというと異世界の話ですが、現在一般企業等で働いておられる女性の中で、妊活したいけれどワークライフバランスをとる事が難しいという事で、行動に出られないという方も非常に多くなっています。
子供は欲しい、でも現実的に見て今、仕事を減らすという事は考えられない、というこころの葛藤を多くの女性が持っているという事です。

妊活という事を考える上で、ワークライフバランスを考慮するのなら、まずは職場に相談してみることが大切です。
子供が欲しいと願っていること、そのために妊娠しやすい生活環境にスイッチしていきたいこと、ただ、仕事は継続したいと思っているという気持ちを上司などに話をしてみましょう。
そこでまったく無理、やめるしかない、という反応だった場合、妊活を取るか、仕事を取るかという選択になりますが、そこは伴侶である夫に相談すべきです。

妊娠というのは女性だけの問題ではなく、夫と妻、カップルの問題です。
二人の事についての悩みですから、夫にもどんどん相談し、解決できる道を二人で考えていくことが重要でしょう。